中村 汐里
「ALLEXに参加し、修士号の勉強をしながら大学で日本語を教える経験ができたこと、とても良かったと思っています。特に私の場合は、修士号の勉強で学んだこと(応用言語学)をすぐに日本語のクラスに応用できる環境にいたため、学習意欲が高まるとともに日本語のクラスをより良くしていくことができました。 学生としての修士号の勉強と先生として日本語のクラスを教えるという2つのことを両立するのは、一年目は大変でしたが、同じ学校のほとんどのTAが同じように先生として働きながら修士号や博士号の勉強をしていることに励まされたり、二年目には大変だった一年目を乗り越えることができたということが逆に自信になりました。 海外の大学で日本語を教えることができるということは貴重な経験ですし、アメリカ人の大学生に日本語を教えることはとても刺激的で、日本とアメリカの文化の違いや日本語と英語の違いについて深く考え学ぶ機会になりました。大学院生としていろいろな国の留学生やアメリカ人の学生と肩を並べて勉強するということも、自分の可能性を見出す良い機会になりましたし、何より自信になりました。ALLEXのプログラムは、いろいろな人と出会い、今までとは違った経験をして、自分の可能性を見出す機会になると思います。」
中村汐里 (’16-18)