逸﨑 綾

「私がALLEXを知ったのは、大学時代にアメリカの留学先で日本語教員をされていた先生との出会いがきっかけでした。その先生もALLEXを通して日本語教員になられ、現在もアメリカで日本語教員として活躍されています。また、私が在学していた大学の卒業生の中にもALLEXに参加された方がおり、「日本語教員としての扉を開くにはいいプログラムですよ」と教えて頂き、ALLEXプログラムに参加したい!という思いはますます高まりました。 実際に一年の任期が終わろうとしている今、これまでを振り返って言えることは「誰に教えるのかが一番大切」と感じたことです。最初の7週間のサマープログラムの後、そこで学んだことをホスト校でどのように活かすかが私にとって一番考えさせられる部分でした。もちろん派遣先によって出会う先生や担当する学生は異なりますが、私の場合は、ついついトレーニング中の学生や授業と比較してしまい、一学期目は特に担当している学生にはかなりしんどい思いをさせてしまったと思います。しかし、学生が日本語のクラスを通して得ようとしているものや、目標としているレベルによって、教え方はずいぶんと変わってくると思います。その「私の学生に合った教え方」というのをプログラム中に学んだことを通してどれだけ工夫できるかが、このプログラムの魅力だと思いました。 私の場合は一年のフェローで、また日本語教師になりたくて応募したので、応募の理由や派遣先でやりたいことの優先順位は人それぞれだと思いますが、自分の好きな分野についての勉強もでき、また「教える」という学生と先生の両方の立場を同時に経験できる、とても素晴らしいプログラムです。もし応募を迷っておられる方はぜひご応募されることをお勧めします!ALLEX生の年齢や経験もさまざまで、いろんなバックグラウンドがある人たちと出会えるのもこのプログラムの魅力だと思います!今後ALLEX生になられる皆さんがこのプログラムで素晴らしい経験をされることを願っています!」

逸﨑綾 (’17-18)

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