栗本 陽平

「私は日本の大学を卒業した直後にALLEXに参加しました。私のほとんどの友人が就職していく中、ALLEXに参加しアメリカに行くというのは不安でいっぱいでした。しかし、ワシントン大学での研修、派遣大学での仕事を通し、本当に素晴らしい先生方、ALLEX生の仲間、学生との出会いが私の選択を価値あるものにしてくれたと思います。派遣大学では、日本語インストラクター、寮のコーディネーター、そして学生の三つを経験させて頂きました。日本にいた頃は、日本語を教えるなんて夢にも思わなかったですが、研修で学んだ教授法を最大限に活かし、毎回楽しく日本語の授業を行うことができました。週に一度のランゲージテーブル、月に一度の日本文化のイベントなどの企画をたて、日本語プログラムに貢献できたと思います。寮では、コーディネーターという特別な立場ではありましたが、毎日学生と楽しく生活できました。週に4日あるディナーでは、いつも学生と日本語を使い、楽しいことから悩みごとまで話すことができました。学生と共に寮で生活をするというのは、私の派遣大学ならではのプログラムなので、とても貴重な経験をさせてもらいました。学生としては、聴講という形式にとらわれず、ディスカッションに積極的に参加したり、プレゼンテーションを行ったりと、今しかできないことを全力でしていました。これからALLEXの参加を考えている方、ALLEXでは新たな発見、学び、喜び、成長が実感できるプログラムだと思います。少しでも新しいことをしてみたい、挑戦してみたいという気持ちがあったら、ぜひチャレンジしてみてください。必ず楽しく、実りのある1年間、2年間になると思います。」

栗本陽平 (’16-17)

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